べに山桜の旅

平成二十年やまつ辻田二十選べに山桜の旅二十一
国産特上たかの爪(自然農法)豊かな生命力あふれる土づくりを行う自然農法による色、辛み、香りの特に優れたたかの爪です。

  【平成二十年十月】
 
 剣道場東陶器春風館が10才になった。10年目の今年は「雨の日には雨の中を風の日には風の中を」と続けた3650日分の稽古のご褒美を神様から、春風館のマジックアワーとしていただき続けている。
 「ザ・マジックアワー」は、三谷幸喜監督作品第四作目。マジックアワーとは、日没後の「太陽は沈みきっていながらまだ辺りが残光に照らされているほんのわずかな、しかし最も美しい時間帯」を指す写真・映画用語。作品の中では「人生で最も輝く瞬間」を意味する。
 映画の中で心にのこるシーンがあった。売れない三流役者の主人公村田が、やさしいおじいさん役で自分の出番を静かに待つ老人(かつて一世を風靡した憧れのアクション名優)に
「マジックアワーが過ぎてしまったらどうするんですか。」と質問する。
老人は一言
「次のマジックアワーを静かに待つだけだよ。」と言って村田の持っていた拳銃を手にとって、
昔のシーンさながらの見事な拳銃捌きを見せた。

@息切れすることなく貫き磨き続け
A次のマジックアワーを辛抱強く静かに待ち続ける。

 そうするといつかはマジックアワーは訪れるんですね。

春風館の剣道は
――真向勝負の面で打ち抜く――
を理想の剣とし「理想高すぎ」「面ばっかりいくから負ける」と言われ続けた10年でした。
 進学校に進んだ高二の長女(佳保里)が大阪予選でPL学園の子供と決勝し、夢のインターハイに出場しました。小学生は日本武道館で初の優秀旗をいただきました。九月には全日本都道府県対抗少年剣道大会(小学生の部)で日本武道館優勝チームを下し、日本一になりました。

 感謝の気持ちでいっぱいです。また辛抱強く静かに待ち続けたいと思います。

■新もの

【国内産 丹波黒ごま】 50g 525円(税込)
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